- しんがく
- I
しんがく【心学】(1)心を修養する学問。 儒教のうちで, 内面的な心を重視する陸象山・王陽明などの学問。(2)江戸時代, 享保年間(1716-1736)に興った庶民教育思想。 儒・仏・神の三教を混融し, 平易な道話によって道徳の実践を説いたもの。 石田梅巌を祖とし, 手島堵庵・中沢道二・柴田鳩翁らに受け継がれて全国に普及した。 石門心学。IIしんがく【新学】〔仏〕 新たに仏道を学ぶこと。 また, その人。 新発意(シンボチ)。III
「~の五百の御弟子等を/今昔 1」
しんがく【新楽】(1)新しい音楽。(2)中国, 唐の音楽。 また, それを伝えた雅楽曲。 壱鼓(イツコ)を用いず, 羯鼓(カツコ)を用いる曲。→ 古楽IVしんがく【清楽】中国の清代の音楽。 一七, 八種の楽器で合奏される。 日本には文政(1818-1830)頃, 清人金琴江が長崎に来て伝えた。→ 明楽Vしんがく【神学】〔theology〕特定の宗教を信仰する立場から, その宗教の教義や信仰について研究する学問。 特に, キリスト教の神学についていわれることが多く, そこには聖書神学・歴史神学・組織神学・実践神学などの各部門があり, キリスト・終末・救済・宣教などが論じられる。VIしんがく【進学】(1)上級の学校へ進むこと。「大学に~する」
(2)学問の道に進み励むこと。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.